【日帰り福井の旅】はたや記念館「ゆめおーれ勝山」で機屋の歴史を学ぶ&勝山土産に銘菓「恐竜ッ子」を購入
15時過ぎには今回の旅の目的地の一つである 恐竜博物館 の見学を終えた私たち。 次なる目的地は スキージャム勝山 ……なのですが。 9月中旬のスキー場に何をしに行くかといえば、 北陸最大級 という イルミネーション を見に行くためなのです。 当然、イルミネーションは夜にならないと始まらないわけで。 営業開始時刻の17:30まで約2時間半。 どこか時間を潰せそうなところはないかなーとネットで探して見つけたのが、 はたや記念館「ゆめおーれ勝山」 でした。 恐竜博物館から 車で10分 ほどの場所にあり、しかも 無料 で利用できるらしい ということで、私たちはゆめおーれ勝山に向かうことにしました。 ゆめおーれ勝山は、 機屋に関する歴史 を紹介している建物で、勝山市指定文化財ならびに国の近代化産業遺産に認定されています。 それもそのはずで、このゆめおーれ勝山は、勝山の中堅機業場として、なんと明治38年(1905年)から平成10年(1998年)まで実際に使用 されていた のだとか! 記念館は木造2階建てで、1階には手織り体験コーナーやカフェ、勝山の物産販売コーナーがあり、2階がミュージアムゾーンになっていました。 私たちは2階から見学し始めたのですが、歴史ある建物だけに、歩くだけでも床がギシギシ軋んだりして、「床抜けるんちゃうか!?」とちょっと怖かったです(笑) でも、それすら風情を感じるほどの素っ晴らしい空間でした 2階のミュージアムゾーンには糸繰機や整経機といった機械が展示されているのですが、それらの機械は実際に動いていたんです。 機械が動くたびに、カラカラとか、ガチャンという音がして、何とも言えない感動が胸に湧き上がりました。 写真を撮るのを忘れてしまったのですが、木製の機械がずらっと並んで、糸を紡いだり巻いたりしている様子は圧巻でしたよ。 ミュージアムゾーンでは、機械の展示の他、手回しで繭玉から糸をとる体験ができたり、勝山の織物文化を紹介する映像を見たりできて、本当に勉強になりました! 勝山が繊維のまちだとは知らなかったですが、よく考えてみれば勝山って羽二重餅が有名ですものね(笑) 機織機の仕組みだけでなく、勝山の織物産業の歴史も学ぶことができ、ちょっとした暇つぶしのつもりが、とても有意義な時間を過ごすことができました