京都劇場 劇団四季ミュージカル『オペラ座の怪人』
私がミュージカルにハマるきっかけになった作品で思い入れも強いので、また関西で上演されると知って絶対観に行こう!と決めていたんです。
前回観たのは2008年(おそらく)の大阪公演なので、約10年ぶりのオペラ座の怪人です。
でも一番安いC席 3,240円(税込)のチケットがなかなか取れなくて……
ホワイトデーの昨日、ようやく観劇が叶いました。
京都劇場に行くのは初めてだったのでワクワク
ロビーにはフォトスペースもあって、気分が上がります
開演までは座席で公演プログラム 1,800円(税込)を読んで待機~
ちなみに席は2階2I列の3番でした。
劇団四季は開演前でも場内の撮影禁止なので写真はないのですが、舞台がものすごく遠かったです。
役者さんの顔は全然見えないので、双眼鏡等は必須。
あと、シャンデリアの迫力は期待できないかと……
でも悪くはなかったですよ!
最後列から二列目の下手側の席でしたが、ちゃんと舞台全体を見ることができたし、結構な傾斜があるので前の人の頭で舞台が見えなくなることもなかったですし
さて、肝心の作品ですが、すっばらしく良かったです
何より、クリスティーヌ役の岩城あさみさん!抜群に歌が上手くて感動しました。
オークションのシーンが終わって"Overture"が流れてきた時点で、すでに私の興奮は最高潮といった感じでしたが、"Think of Me"でクリスティーヌが歌いだした途端、あまりの歌の上手さに思わず涙が出そうになりました。
しかも歌うまなだけではなくて、可憐な雰囲気もクリスティーヌにぴったり!
かと思いきや、気が強いというか意志の強い面も見せていて、私の中のクリスティーヌ像が一変しました。
私はクリスティーヌに対しては、ふらふらと流されやすい、頼りなげな少女のイメージを抱いていたので、この解釈は新鮮でした。
この京都公演は岩城さんのクリスティーヌに出会えただけで十分満足
クリスティーヌに対して、第一幕を観た限りでは、怪人を演じる橋元聖地さんの歌や演技が、怪人にしてはちょっと優しすぎるかな~と思っていたのですが、第二幕からはむしろそれが良い!と感じるようになりました。
醜い容貌のために誰からも愛されることなく育った怪人の傷ついた心や繊細さが声によく表れているな~と感じて、橋元さんのお芝居にぐいぐい惹き込まれていきました
2018年3月14日の出演者は以下のとおりです。
オペラ座の怪人 橋元聖地 クリスティーヌ・ダーエ 岩城あさみ ラウル・シャニュイ子爵 鈴木涼太 カルロッタ・ジュディチェルリ 河村彩 メグ・ジリー 黒柳安奈 マダム・ジリー 佐和由梨 ムッシュー・アンドレ 増田守人 ムッシュー・フィルマン 青木朗 ウバルド・ピアンジ 山口泰伸 ムッシュー・レイエ 深見正博 ムッシュー・ルフェーブル 鈴木周 ジョセフ・ブケー 田辺容 【男性アンサンブル】 髙橋祐樹/宇都宮千織/見付祐一/村田慶介/新井克/草場有輝/日浦眞矩 【女性アンサンブル】 熊埜御堂ゆかり/大中ゆかり/平木萌子/潮﨑亜耶/徳山稚子/荒巻くるみ/堀内恵/西田ゆりあ/羽田沙織/久田沙季/松岡ゆめ/小澤真琴 |
皆さん歌もダンスもお上手で、素晴らしい舞台でした
この日、カーテンコールは6回もあったんですよ~
3回目のカーテンコールが終わった時点で客電が点いたので、私は、あ~もう終わりなんだなあと寂しく思いながらもすっごく感激したので拍手をやめられなくて……
他のお客さんも席を立つ気配がないし。
4回目の幕が開いたときには正直びっくりしました。
客電が点いたらさすがにもう出てこられることはないと思っていましたから。
その後も拍手が鳴りやむことはなく……
6回目のカーテンコールでは橋元さんが笑顔で最後まで手を振って応えてくださいました。
客席の感動が役者さんたちにも伝わったかなと、なんだか満たされた気分でした
【京都劇場】 住所:〒600-8216 京都市下京区烏丸通塩小路下ル 京都駅ビル内 TEL:075-341-2360 http://www.kyoto-gekijo.com/ |

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