【金沢・能登旅行】2日目③ 遊びゴコロいっぱい金沢21世紀美術館
義両親と私たち夫婦で、金沢と能登をめぐる2泊3日の旅行をしてきました。
2日目②の続きです。
2019年10月23日(水)
友人のSNSで知った金沢21世紀美術館。ガイドブックにもばっちり載っていました。
兼六園真弓坂口のすぐ向かいにあります。
この美術館は現代アートを展示していて、館内は観覧料が必要な展覧会ゾーンと、無料で利用できる交流ゾーンで構成されています。
「まちに開かれた公園のような美術館」が建築のコンセプトなだけあって、美術館の周囲にも遊具のような作品が展示されていて、入る前からワクワク気分が高まります
入館前に、少しだけ屋外作品を見ていました。
球体のパビリオン「まる」
右側に小さく写ってるのが、フロリアン・クラール《アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3》2004年。
オラファー・エリアソン《カラー・アクティヴィティ・ハウス》2010年
シアン、マゼンタ、イエローの3色のガラスの組み合わせによる作品。綺麗です。
LAR/フェルナンド・ロメロ《ラッピング》2005年
いくつもの突起が様々な方向に突き出た形を持つ遊具作品。私たちも中に入って遊んでみました(笑)
さて、時刻は9時半前。
展覧会ゾーンは10時に開くのですが、建物自体は9時から開いているし、チケットの販売は9時半に始まります。
少し早いですが、チケットを買わなくてはいけないので入館しましょうか。
上述のコンセプト通り、ガラス張りの建物は円形で正面がなく、東西南北にある入口4か所から自由に出入りできるようになっています。
総合案内・チケット販売場所は本多通り口[東口]が一番便利ですよ。
で、チケット売り場に向かうと……すでに大勢が並んでいる!!!
やっぱり人気の美術館なんですね~。
義父が代表して並んでチケットを買ってくれることになったのですが、なかなか義父の番が回ってきません。
確かに並んでいる人は多かったけど、グループ全員で並んでいる人も多くて、義父は6~7番目だったんですよ。
チケット買うだけで何故こんなに時間がかかるの?と思うくらい。
結局、チケット購入まで20分弱かかったんだったかな。
義父曰く、入れない展示室だとか、ルートについての説明が長くて、時間がかかったとのこと。
まあ、親切と言えば親切?(^^;)
当日券は1,200円(税込)。
展覧会ゾーンには、B4サイズを超える手荷物及びリュック、傘は持ち込めないので、荷物は館内のコインロッカー(返却式)に預けます。
そして開館まで待つこと10分ほど。
10時になって展覧会ゾーンが開いたので、他の展示はそっちのけで、ある場所へ向かいます。
そう!地下にある展示室6……
レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》2004年
この美術館のシンボルですよね
見上げると水面が揺れているようで、本当に水の中にいるような気分になります。
人気作品なので、入場して真っ先にこの展示室に向かったのに、すでに何組か並んでいました。
私たちは5組目くらい?
たぶん30~40分は待ったんじゃないかな。
……というのも、数組前の中国人観光客と思しき人たちが展示室を占領していて、なかなか順番が回ってこないのですよ。
この作品は、展示室奥の手すりを持って記念撮影するのが定番。
ミーハーな私の目的も、ここで写真を撮ることです。
というか、恐らくほとんどの人がそうでしょう。
美術館のスタッフさんは「空いてるから詰めて」と言って、どんどん展示室にお客を入れたがるんだけど……
いくら室内が空いてたって、撮影している人がいるのに行けないよねぇ。
しかもスタッフさんは、手すり付近でずっとポーズを決めている中国人観光客には注意しないもんだからモヤモヤ。
ようやく順番が来ても、後ろにたくさんの人が並んでいるわけですから気を遣います。ささっと記念写真を数枚撮って、ろくに鑑賞できずに展示室を出ることになりました
鑑賞時間を制限して一組ずつ入場させるとか、何か対処すれば良いのに。
……
あ、いかんいかん。
つい愚痴ってしまいました。
ちなみにこの作品は、地上(雨天時は閉場)から見てもなかなか面白かったですよ。
地下のプール内部にいる人たちを見ると、分かっていても不思議な気分になります。
目当てのレアンドロのプールを鑑賞した後は、ゆっくり他の展示を見て回りました。
私たちが訪れたときは、開館15周年記念「現在地:未来の地図を描くために[1][2]」という展覧会をやっていました。
撮影NGだったけど、展示室13のエルネスト・ネト《身体・宇宙船・精神》2004年は体験型の展示作品で、薄いピンクやグリーンのストッキングのような布で覆われた空間の中に入り込む感覚が、何とも言えずふわふわ気持ち良かったです!
長期インスタレーションルームにあったクリス・バーデン《メトロポリス》2004年にも目を引かれました。
車好きな義父は興味津々でした。定刻になるとミニカーが動くようです。見たかったなー!
他の作品は……現代アートって抽象的すぎて正直よく分からないんですよねー。
なんかハギレみたいなのを貼り付けただけの作品とか、ひたすら円が描かれているだけの作品とか……
「こんなん私でも作れるわ」なんて、義母とひそひそ話していました(笑)
それでも「見て」「触れて」「体験できる」美術館、楽しかったです
そうこうしているうちに、時刻は11時半前に。
本日のランチは、義母が13時半に能登牛のお店を予約してくれているので、遅れるわけにはいきません。
能登へGO(→2日目④へ続きます。)
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↓アート超初心者の美術館巡り
金沢21世紀美術館「現在地:未来の地図を描くために[1][2]」
大阪市立美術館「フランス絵画の精華」
国立国際美術館「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」
2日目②の続きです。
2019年10月23日(水)
友人のSNSで知った金沢21世紀美術館。ガイドブックにもばっちり載っていました。
兼六園真弓坂口のすぐ向かいにあります。
この美術館は現代アートを展示していて、館内は観覧料が必要な展覧会ゾーンと、無料で利用できる交流ゾーンで構成されています。
「まちに開かれた公園のような美術館」が建築のコンセプトなだけあって、美術館の周囲にも遊具のような作品が展示されていて、入る前からワクワク気分が高まります
入館前に、少しだけ屋外作品を見ていました。
球体のパビリオン「まる」
右側に小さく写ってるのが、フロリアン・クラール《アリーナのためのクランクフェルト・ナンバー3》2004年。
オラファー・エリアソン《カラー・アクティヴィティ・ハウス》2010年
シアン、マゼンタ、イエローの3色のガラスの組み合わせによる作品。綺麗です。
LAR/フェルナンド・ロメロ《ラッピング》2005年
いくつもの突起が様々な方向に突き出た形を持つ遊具作品。私たちも中に入って遊んでみました(笑)
さて、時刻は9時半前。
展覧会ゾーンは10時に開くのですが、建物自体は9時から開いているし、チケットの販売は9時半に始まります。
少し早いですが、チケットを買わなくてはいけないので入館しましょうか。
上述のコンセプト通り、ガラス張りの建物は円形で正面がなく、東西南北にある入口4か所から自由に出入りできるようになっています。
総合案内・チケット販売場所は本多通り口[東口]が一番便利ですよ。
で、チケット売り場に向かうと……すでに大勢が並んでいる!!!
やっぱり人気の美術館なんですね~。
義父が代表して並んでチケットを買ってくれることになったのですが、なかなか義父の番が回ってきません。
確かに並んでいる人は多かったけど、グループ全員で並んでいる人も多くて、義父は6~7番目だったんですよ。
チケット買うだけで何故こんなに時間がかかるの?と思うくらい。
結局、チケット購入まで20分弱かかったんだったかな。
義父曰く、入れない展示室だとか、ルートについての説明が長くて、時間がかかったとのこと。
まあ、親切と言えば親切?(^^;)
当日券は1,200円(税込)。
展覧会ゾーンには、B4サイズを超える手荷物及びリュック、傘は持ち込めないので、荷物は館内のコインロッカー(返却式)に預けます。
そして開館まで待つこと10分ほど。
10時になって展覧会ゾーンが開いたので、他の展示はそっちのけで、ある場所へ向かいます。
そう!地下にある展示室6……
レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》2004年
この美術館のシンボルですよね
見上げると水面が揺れているようで、本当に水の中にいるような気分になります。
人気作品なので、入場して真っ先にこの展示室に向かったのに、すでに何組か並んでいました。
私たちは5組目くらい?
たぶん30~40分は待ったんじゃないかな。
……というのも、数組前の中国人観光客と思しき人たちが展示室を占領していて、なかなか順番が回ってこないのですよ。
この作品は、展示室奥の手すりを持って記念撮影するのが定番。
ミーハーな私の目的も、ここで写真を撮ることです。
というか、恐らくほとんどの人がそうでしょう。
美術館のスタッフさんは「空いてるから詰めて」と言って、どんどん展示室にお客を入れたがるんだけど……
いくら室内が空いてたって、撮影している人がいるのに行けないよねぇ。
しかもスタッフさんは、手すり付近でずっとポーズを決めている中国人観光客には注意しないもんだからモヤモヤ。
ようやく順番が来ても、後ろにたくさんの人が並んでいるわけですから気を遣います。ささっと記念写真を数枚撮って、ろくに鑑賞できずに展示室を出ることになりました
鑑賞時間を制限して一組ずつ入場させるとか、何か対処すれば良いのに。
……
あ、いかんいかん。
つい愚痴ってしまいました。
ちなみにこの作品は、地上(雨天時は閉場)から見てもなかなか面白かったですよ。
地下のプール内部にいる人たちを見ると、分かっていても不思議な気分になります。
目当てのレアンドロのプールを鑑賞した後は、ゆっくり他の展示を見て回りました。
私たちが訪れたときは、開館15周年記念「現在地:未来の地図を描くために[1][2]」という展覧会をやっていました。
撮影NGだったけど、展示室13のエルネスト・ネト《身体・宇宙船・精神》2004年は体験型の展示作品で、薄いピンクやグリーンのストッキングのような布で覆われた空間の中に入り込む感覚が、何とも言えずふわふわ気持ち良かったです!
長期インスタレーションルームにあったクリス・バーデン《メトロポリス》2004年にも目を引かれました。
車好きな義父は興味津々でした。定刻になるとミニカーが動くようです。見たかったなー!
他の作品は……現代アートって抽象的すぎて正直よく分からないんですよねー。
なんかハギレみたいなのを貼り付けただけの作品とか、ひたすら円が描かれているだけの作品とか……
「こんなん私でも作れるわ」なんて、義母とひそひそ話していました(笑)
それでも「見て」「触れて」「体験できる」美術館、楽しかったです
そうこうしているうちに、時刻は11時半前に。
本日のランチは、義母が13時半に能登牛のお店を予約してくれているので、遅れるわけにはいきません。
能登へGO(→2日目④へ続きます。)
【金沢21世紀美術館】 住所:〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2番1号 TEL:076-220-2800 https://www.kanazawa21.jp/ |
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