夫婦揃って新型コロナウイルスに感染、自宅療養



まず夫が発症


今月上旬のある日、夫が「のどが痛い」と言って仕事を早退して帰ってきました。

のどの痛みって……もしやコロナ!?
私も夫もワクチンは3回とも接種済みですが、感染そのものを防いでくれるわけではないですものね。
実は夫の職場では、濃厚接触者になって自宅待機している人が数人出ていたそう。(いずれもお子さんが感染したそうです。)

夫はこの時点で熱はなく、症状はのどの痛みのみ。
コロナ禍以前なら、さっさと病院に行ってお薬もらって治すところですが、今は「風邪の症状程度で病院に行くな」って風潮ですから。
とりあえず自宅で様子を見ていたのですが、夫はその日の夜に微熱が出て、日付をまたいだ深夜には熱は37度9分に。
家にあったカロナールを飲ませたところ朝には平熱に戻ったため、夫は出勤しようとして上司に確認の電話をしたのですが、当然「来るな」という回答。あと「PCR検査も受けろ」と。( ̄▽ ̄)

熱中症にご用心


そんなわけで新型コロナウイルスの検査の予約をするため、朝から近隣の医療機関に電話するわけですが……
これがちっとも繋がらない。ようやく繋がっても、すでに予約枠はいっぱい。
それでも何とか、家からは少し遠いものの(徒歩20分くらい)、当日の昼過ぎに検査できる病院が見つかり、無事検査を受けることができました。

結果、陽性。

仕事を早退した日を発症0日目として、10日目まで自宅療養です。
それに伴って同居家族である私も濃厚接触者に該当。5日間の自宅待機が必要になりました。

薬のおかげで朝には下がっていた夫の熱ですが、それも徐々に上がり、昼には38度6分になっていました。
こんな状態で遠くの病院に行かなくてはいけないのが本当に気の毒でした。
病院に行くまでに熱中症になってはいけないと水筒に冷たいお茶を入れて持たせていたのですが、夫曰くしんどかったのは病院に着いてからだそうで。

というのも、その病院ではPCR検査は病院の外で行われていたらしく。
検査するまでも、結果が出るまでの間も、ずっと暑い屋外で待たなくてはいけなかったそうです。

最近のニュースでも、検査待ちの間に熱中症で具合が悪くなる人が多いと言われていました。
皆さまももしPCR検査を受けるなら、念のため飲み物を持参することをお勧めします。

続いて私も発症


濃厚接触者に該当した私ですが。
夫の陽性が確定した日には、熱や咳などの症状もなくいたって元気でした。
とは言え、今後発症する可能性は十分にあるから用心しなくては!と、家の中の消毒、食事や睡眠にも気を配っていたのですが……

その甲斐もなく、夫の発症から3日目の未明、焼けるようなのどの痛みで目が覚めました。
熱を測ると微熱でしたが、のどの痛みの他に頭痛や関節痛、悪寒があり、全部新型コロナの症状に当てはまります。
次第に熱も38度台まで上がり、起き上がるのもつらい状態に。

朝になって、私も医療機関を受診するため近隣の医療機関に片っ端から電話するのですが、やはり繋がらず。
繋がったころには、当日の検査しか予約を受け付けていない病院ではすでに枠が埋まってしまい、翌日以降の検査予約も受け付けている病院で、ようやく3日後の検査の予約を取ることができました。

……

やってきた検査の日。
私が行った病院では、検査会場自体は病院の外に設置されていましたが、待機場所は病院内(もちろん一般の患者さんからは隔離されたスペースで)だったので、炎天下で何十分も待つことにはならずホッ。

検査はインフルエンザでもおなじみの、鼻から細い綿棒を入れてぐりぐりするやつ。
あれ痛いですよね。覚悟して検査を受けたものの涙が出てきてちょっと恥ずかしかったです。
そして結果はやはり陽性

解熱鎮痛剤の「マルイシ」という薬を出してもらった私は病院を後に。
保健所への連絡は病院がやってくれるので、私は保健所からSMSが届くのを待てばよいとのことでした。
会計は療養期間が明けた後に来てくれと言われたのでその日は支払いなしです。
(先日、会計を済ませてきました。1,960円でした。ちなみに夫は数種類の薬が出ていたからか2,860円でした。)

自宅療養配食サービスを利用


さて、夫婦揃って感染・発症したため、二人とも自宅から出られなくなってしまいました。
困ったのは食事です。

夫は料理(というか家事全般)できないし、レトルト食品なども一応家に用意はありましたが、、これは災害時のために備蓄していたもの。しかもせいぜい4~5日分しかありません。
ちびちび食べれば10日間を乗り切ることはできたかもしれませんが、療養期間中に災害が起きない保証はどこにもないわけで。
万が一、大災害でも起きて物流が止まれば、私は備蓄食料に手を付けたことを絶対に後悔するでしょう。

そんなわけなので、我が家では大阪府の自宅療養者向けの配食サービスを申し込むことにしました。
そりゃネットスーパーやデリバリーを利用することもできましたが、税金払ってるんだし( ̄▽ ̄)
保健所からSMSでMyHER-SYS(新型コロナ健康状態入力フォーム)のIDが届くのですが、このIDで配食サービスの申し込みができます。
療養期間中の食料(1日3食分)を配送してくれるんですよ。
配食サービス
いやあ、ありがたかったですよ。本当に。

写真の食料は常温保存ができるものばかりで、この他、冷凍のお弁当や総菜などが2回に分けて届けられました。
感染拡大前は毎日お弁当の配送があったそうですが、今は感染拡大により配食サービスの利用者が増えたため、3日分まとめての配送に変更されたようです。

私は病院で陽性が確定した日の夜にIDが届いたので、その日のうちに配食サービスに申し込みしましたが、最初の食料が届いたのは3日後でした。
今後さらに感染者が増えれば、配食サービスが今以上に遅れる可能性もありますから、食料は余分に用意しておくのがよさそうです。

なかなか治らないのどの痛み


症状の程度は人それぞれと言いますが、本当にその通りですね。
夫は発症1~2日目こそ高熱で苦しんでいましたが、熱が下がった後は回復が早く、3日目以降はずっと平熱で、特に不調なく過ごせたようです。

対して私は、37度台後半の熱が発症7日目まで続き、何よりも激しいのどの痛みと、痰が絡まることにより咳が止まらず、ずっと苦しめられました。
寝ていても一時間ほどでのどの痛みとこみ上げてくる咳で目が覚めてしまい、咳をすることでさらにのどが痛くなり、十分に眠れないという始末。

私は割とのどを痛めやすい体質で、これまでも高熱が出た際には唾を飲み込むだけでも痛いくらいのどが真っ赤に腫れたことはありましたが、今回のように寝られないほどの痛みは経験したことがなかったので、新型コロナの怖さを思い知らされました。
普通の風邪の場合ならよく効いた、アズレン入りののどスプレーも全然効果なし。

そんな状態だったので、発症8日目になって急にのどの痛みが和らいだときは本当に安心しました。
痰の絡まりだけは療養解除後も数日続きましたが、今ではすっかりよくなりました。

私たち夫婦は今のところ後遺症もなく、元気に過ごしています。
半年ほど前に、夫の同僚のお子さんが感染したそうですが、その子は味覚障害が残ったらしく、半年経った今でもお茶とお肉の味の区別がつかないんだとか。
これでも軽症扱いなんだから、重症の方はどんなに苦しいだろうと胸が痛くなります。

まとめ


と、まあ以上が私の体験談でした。

正直、心のどこかで「ワクチン接種済みだしまだ若いし、感染しても軽い風邪程度で済むだろう」と思っていましたが甘かったです。
とにかくのどの痛みがつらかった!
一日中咳き込む私を見て、夫は「呼吸困難で死ぬんじゃないか」と心配だったそうです( ;∀;)

あと、発熱外来の予約がこんなにも取れないとは!
受診できないとお薬出してもらえないですから。
陽性が確定しないと配食サービスの申し込みもできないし。
しんどいのに何度も予約の電話をかけなくてはいけなくて大変でした。

夫と私の症状のピークがずれたのは不幸中の幸いでした。
二人とも同時にダウンしたら、誰も看病してくれませんからね。
ピーク時はレンチンすらやりたくないくらいしんどかったので、夫が早々に回復してくれて助かりました。

新型コロナウイルス、怖がりすぎる必要はないと思いますが、いざ罹患したときのための備えは十分にしておくべきだったと感じました。
今や誰が感染してもおかしくない状況ですから、どうか皆さまもお気をつけくださいませ。



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